(追記)これタイトル間違ってるじゃん。感情でしか動いてないただの人間であることを露呈した。というわけで冬アニメを秋アニメに修正。
よさそうなアニメがたくさんあったけど、こっちの精神状態がアニメ向きじゃなかった。知らんけど。
魔女の旅々
魔女見習いで朝からステーキは完全におジャ魔女どれみ。第1話の最後で一気に18歳になってて大丈夫か?って感じだったけど、結局はそれでよかったんだよなあ。絵も最初はいい印象を持ってなかったけど、いつの間にか持ってかれてる。あのローブ(っていうの?)がとてもよい。箒の飛び方もよい。あのちょっと曲がっているところが安定感を生む。特に低空飛行はそそられるものがある。
9話、冒頭に注意書きが出て、ネタバレ迷惑だなあと思っていたけど、実際は影響なかった。注意書きを入れるデメリットが問題にならないのは、この話というより作品のパワーだよね。内山夕実と楠木ともりの組み合わせもよかった。
イレイナがキャラとして強い。よくこんな場所を見つけたなと。魔女としての能力も高いし、容姿も強い。全体としてキラキラしている。言葉にするとバラバラになってしまうけど、一体になってるんだよね。いや元は言葉で表現されたキャラなんだろうけど。最終回のタイトル回収は本当に見事だった。
無能なナナ
ずっと前に第1巻が無料だったときに漫画を読んだ。それを知ったきっかけのツイートも、自分にとってのネタバレを最小限に興味を持たせるもので、わりと最高の出会いだったかも。とても面白かったけど出落ちみたいな話でもあるのでどう展開するのかなと思っていた。アニメを見てみると、後半もちゃんと面白かった。アニメだと声も見た目もナナのかわいさを最大限引き出した感じになっててとてもよい。学校の制服が完全にナナのためにデザインされてるの面白いよね。子供向けアニメだと主要キャラだけ制服の色が違ったりすることがよくあるけど、この作品の場合はナナの髪の色と合わせることでわかりやすい主役感を出している。みんな同じ制服だけど、主要キャラのミチルはやはりカーディガンで髪の色と合わせてるし、フウコは髪が地味な色で制服と違うので落ち着いた雰囲気を出せている。BEST3を書いたときは12話までだったが、13話を見てそのナナのキャラが動いている。1クールでぶれるのはいいタイミング。ナナの髪と声がかわいいので入りやすいし、見てると意外な展開で面白いし、自分向きなアニメだった。アニメの作りとしては、やや大人しいというか、原作の良さをきっちり引き出して、ただし地味にはなってるみたいな印象。最後のころ、やけにかっこいい藤原啓治みたいな声が出てきて「??」ってなった。
その他
あだしま。1話の冒頭がめっちゃいい場所だった。この出会いは本当に貴重。桃色魔法少女と同じ声なのが、合っているけど邪魔になる。スカートが、もうちょっと重いとよかった。
こちうさを見ていないというのが特筆、されるのかなあ。放送前に漫画が期間限定無料になってて、たぶんそこに3期の1話2話くらいが含まれてたんだよね。アニメを2話まで見たけど、どこか(漫画)で見たような話をスローテンポでされて耐えられなかった。だいぶ間のあいた3期とはいえ、まあ入って行けないのは意外だった。