お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!#5(2/6)

ようやく3人目登場ということで期待していたが、うん、面白かった。
ここ2話くらいイマイチだったので、ひとまず安心。
やはりというか、こういう作品は作画や演出のクオリティが高くないと成立しない。
修輔が素敵すぎるし、妹はレヴェルが違うし。楽しめる。
そして、そんな中でも極端に尖ったキャラはいないというのが素晴らしい。
変な行動する人を見たら「引く」という常識的な振る舞いになっている。
自分が仮にその立場ならそう行動するだろうという描写がされていて、
流れが自然で心地良く、感情移入がしやすい。
頭グリグリされて「もっと」とか、普通の作品でこんな変態描写したら、
間違いなく視聴者は「引く」よ。
楽しめるかもしれないけど、「俺なら『もっと』とか思わない」と思わせてしまう。
でもこの作品は違う。「もっと」が自然に入ってくる。
もう一つ、この作品のいいところ。体の細さが実に妹らしい。
むっちりとか、かわいいとか、セクシーとか、そういうのじゃない。
ただあのビシッとした細さを出すだけで、見事に妹という属性を描いている。