魔法少女まどか☆マギカ#10

以前ニコニコ動画で見てあり、昨日放送したものも見た。
まどかがいつ変身するのかと思っていたら、既に変身していた。
第1話の冒頭は、一つ前の時間の、ワルプルギスの夜だったのだね。
ほむらが時間を止めていると明示されたのは初めてで、
さやかのソウルジェムを取り戻すときの瞬間移動っぽい描写を思い出す。
この辺の描き方は本当にうまい。
ほむらの落ち着き、問題をすらすら解く様子、魔法少女に関する広範な知識、
記憶を保って時間を繰り返すことができる、まさに魔法少女のメタ的な能力。
ほむらのまどかに対する執着は、「親子」というレベルだと思っていたので意外だった。
これまで、偶然にしちゃあできすぎと感じるシーンも多かったが、
何度もループしていてこれだけの気持ちがあれば、納得できる。
設定をぶちまける単調になりがちな話だが、鳥肌の立つシーンが多かった。
第9話以前のOPで、「このOPで描かれているのは、時系列で本編より前なんじゃないか」
と、何となく思っていたが、そのモヤモヤも解けた。
今にして思えば、あれは現在のまどかに残っている、魔法少女だった頃の記憶だ。
ループ説などは自分では全く気づかなかったので、今回は楽しめた。