第23回世界コンピュータ将棋選手権、決勝

ツツカナの苦戦に象徴されるように、また全体のレベルが上がっている。二次予選では激指・ponanza・GPS将棋が3強というイメージだったけど、それはまあイメージであって、実際の勝敗は本当にわからない感じだった。

いろいろ

危険そうな玉で勝ち切る展開がけっこうあった。
NineDayFeverの初参加決勝進出は、たぶん見た目以上にすごい。
ponanzaは、角換わり後手を避けているように見える。
激指とBonanzaが、強くなっていた。
見ているうちに、将棋とは何なのかわからなくなった。
解説のプロ棋士が「ほー、へー」しか言わない。
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第23回世界コンピュータ将棋選手権: GPS将棋 探索木表示

Bonanza優勝！

去年Bonanzaが決勝に行けなかったときはびっくりしたけど、1年経つとそれが当たり前になってくる。そんな中、強くなったBonanzaが決勝進出。そして、GPS将棋が勝って優勝と思われた最終局、182手目に即詰みを発見したはずのGPS将棋が突然乱れて時間切れ負け。これも、Bonanza最善の粘りがあったからこそだ。
2006年にBonanzaが優勝して、今のコンピュータ将棋界がある。今回の結果は、何というか非常に心が落ち着く。