第38回小学生将棋名人戦

今日までの3日間は、世界コンピュータ将棋選手権をやっていた。そういうときにNHK杯を放送するなとあれほど言ったのに放送してたから、仕方なくNHK杯は録画して明日見ることにした。ところが今日は、小学生名人戦も放送される。コンピュータ将棋の棋譜中継が重くて見られないこともあり、こちらを見ることにした。
将棋だ。小学生が将棋を指している。レベルは高いが、俺の知っている将棋だ。この延長線上にプロのハイレベルな将棋があると思える。コンピュータ将棋と対比して、そう思った。どちらも同じルールのゲームで、どちらも面白いのに、全く別のゲームであるように思えた。

準決勝

1局目は石田流。居飛車の棒金がかなり苦しそうだったが、自陣の見切りが素晴らしく、体を入れ替えて勝った。
2局目は一手損角換わり。相腰掛銀から先手がガンガン攻める。後手がそれを受け潰す様を見て、「小学生怖ぇ」と思った(自分なら一瞬で攻め潰されてる)。そのまま後手勝ち。
ただ、後手が致命的に受け間違った局面もある。森内名人から勝ちがあったことを聞いて、泣いていた。

決勝

準決勝では受け続けたけど、今度は右四間。銀交換する激しい展開。最後、タダの金を強く取られて後手が寄せ損ない、先手の勝ちとなった。
優勝した人、NineDayFeverって感じの顔。強いのは毎年のことだけど、今年は特に大物が揃っている気がした。