きんいろモザイク(1期)

先週、1期を全話見た。きんモザをみる以外に生産的なことが何もできないような状態だった。きっかけとなった内積0のツイートを見たのが5/17だから、のめり込むまでに2〜3週間だったことになる。
リアルタイムで見たのは1話と2話。当時のメモを見ると、1話をかなり高く評価している。3話でカレンが出ることは知っていたが、「いい作品なだけに、タイプじゃないのが悔しい」と言って切った。カレンが(見た目の意味で)あんなにかわいいキャラだとは想像できなかった。
2期を見て、ようやく作品の概要が見えてきた。2期は面白い。キャラ描写も1期より洗練されている。作品への導入としては優れていると思う(ベストアルバムを先に聴くと入りやすい的な)。
2期を見るまで、こういうタイプのアニメは面白くなってはいけない、面白くないなら今見るのはきつい、そう思い込んでいた。しかし、面白いかどうかはどっちでもいいのだ。その世界を表現するのに必要ならどっちでも。何もわかっていなかった。
1期は荒削りなところがあり、登場キャラも少ない。それは2期を見たからわかることだが、それがわかってしまうことに寂しさを感じる。荒削りと言ったが、別にそれが悪いわけではない。しかし、2期から入るとそれは違和感になる。楽しむことはできるが、ネイティブではない。
おジャ魔女の無印をリアルタイムで見ていない引け目、それと同じようなものを感じる。きんいろモザイクの1期OPも、なんかズレた感じで明るい。1期から見てる人が、2期OPに違和感を持っても、それはいくらでも対処できる。むしろズレに慣れることが楽しみとなる。しかし、時間を遡ることは困難だ。作品を理解する妨げになるとは思わない。「効率的に学んでしまった」という感じ。
2期で気になっていた部分(タンスの上の石とか、中学生のときの陽子と綾とか)は、1期で全部回収されたと感じている(たくさんあって一つ一つは覚えていない)。