画面の感じが思いがけず古い。まだデジタルじゃない時代だ。
勇之助くんは、思っていたよりもかっこいいという感じがしない。
今見ると相当に独特のキャラデザをしている。
当時、漫画をかき始めたばかりの頃で、それなりに影響を受けている。
かおるちゃんの髪型を後ろから見て思い出した。
単純な線で、それなのに自分には絶対出せないような表現力があり、好きだった。
好きだったというか、絶対に見たかったという感じか。
あずきちゃんは電話が好きだったなあ。
かばんを買ってもらって持っていかないとか、もう見てらんない（むずむずする）。
しかし、このグッと重心を下げた子供視点が作品の魅力。
思ってた以上にベタな設定なんだけど、当時の自分には一番響いた。
声もすごい。野上ゆかなは今でも「あずきちゃんの声か」と意識することがあるが、
かおるちゃんは懐かしいラバボーだし、ジダマは今やポケモンのサトシだ。
知ってる声ばかり。この作品で初めて覚えた声が多い。
実は、数年前にレンタル落ちのビデオで中盤の2話を見ている。
そのときは、OPを鮮明に覚えていることに驚き、雪室脚本がすごくいいと思った。
桜井演出が見られたのも嬉しかった。
