飛香落ちなのにコンピュータに勝てない

1秒Blunderと飛香落ちで指す(もちろん私が落としてもらう方)。
平手でも何とか勝負になることも稀にある相手だが、これがなかなか勝てない。糞。

Blunderが無理攻めを敢行してきて、やっと勝てるかと思ったこの局面。
考えるのが面倒になって▲78金と寄ってしまったら、
△97桂成〜△96歩を見落としていた(▲98歩と打てないのがきつい)。
ここは、顔面受けするとしても△88銀成▲同玉となった方が1手得だし、玉の位置も安全だ。
下手からは▲24飛〜▲21飛成や▲65歩からの攻めがあり、攻めに手を回す価値も高い。
考えるのが面倒とか、将棋指しとして致命的な気がするのだけどね。
この穴熊は9筋の歩を受けていたため、いつもと違って96の地点に空きがある。
そういうところを読もうという気がないらしい。
ここまでの人間の消費時間は2分10秒。ちゃんと考えて指せよ。
飛香落ちの差はけっこう小さい。
先手の振り飛車が飛車を0手で振り、飛車と左香が最初から捌けている状態だから、
飛香がなくたって、こっちが桂損したくらいでもう逆転だ。
いや桂損するとかとんでもないミスなんだけど、
「必殺!Blunder破り」みたいな本を読んだことないから何していいかわかんないよ。