カスミン#1,2

http://www.youtube.com/user/NEPYOU#grid/user/315DB9BB27CC3A0F
この作品は、6話(2001/11/17放送、ポトポットの話)から見始めた。
カスミンの外見と性格に関しては最初からいいと思っていたが、
この辺りはあまり尖った話もないため、作品に対する信頼はなかった。
世界観だけでやっていけると思い始めたのは、14話くらいから。
2003年からの再放送もあったので、3期全話を一回は見てある。
そういうわけで、1〜5話はリアルタイムで見ていない。
特に、初期の話は再放送も見逃したり録画してなかったりするので、記憶が薄い。
更にこの作品を見ること自体が数年ぶりという状況で1,2話を視聴。
作画がめちゃくちゃにいい。
初回のクオリティが高いのは当然としても、2話でいきなり中田作監
中田正彦はこの作品の神作監ということになっている。
キャラデザと少し離れた、音無響子さんみたいなカスミンを描くのが特徴。
シリーズ初期なので、あまり癖が強く出ることもなく、実に贅沢な作画。
中期の落ち着いた作りと比べると、やや起伏のあるストーリー。
6話から見始めた自分にとっては、別の作品のような感じも少しだけする。
カスミンが一人漫才始めたりするのも初期だけだよね。
あと見返すたびに思うのが、作品に全く古さを感じさせないということ。
今は2010年だから、初回放送が9年前。
あのカスミンの服の色なんか奇跡だよ。あの服の赤は100年色あせないと思う。
服と言えば、あの緑の似合わないエプロンがまたいい。
他に、9,10話も見た。カスミンかわいいとしか言いようがない。
でも意外と深い話だったかな。内容的に感じ入る部分が変わったというか。
考えてみれば、5年とか8年とか経ってもう一回見る作品なんてごくわずかだ。
あまり作品の見方が変わるほうではないと自覚していたので、これは楽しい経験。
ほんとにいい作品。
自分よりも10年あとに生まれた人が古さを感じることはあるかもしれないが、
自分自身は更に10年経っても作品に古さを感じることはないだろう。