NHK杯、豊川・小林

▲76歩△34歩から豊川は、普段指していないという▲16歩。
普通は▲15歩と突き越しての戦いになるが、小林は「別に端入れてもいいよ」と△14歩。
先手は▲26歩から角道を止めて矢倉に。
端攻めがあるので、後手は当然△64歩から急戦調にしてくる。
解説の阿部隆がいつも通り面白い。言葉の端々に信念をにじませる。
そして論外と言っていた▲37歩キター!!プロは全く考えない手。
特に阿部は考えないだろうなあ。将来伸びて行かない駒。
ただ、後手が実際に勝つのは、そう簡単ではないとも言っていた。
将棋は本当に難しい。
終盤、飛車を取らせて△34角!
感想戦は豊川のステージ。アラファト議長は意味がわからない。
「あ、いま放送されてたのかこれ」と小さい声でw
「AMだからね。PMだったらこういう指し方するんだけどな」
「やっぱり、勝ちたい、ね」
シャープペンシルには読み上げの人も笑っていたが、
記録係の顔も見たかったね(ちょうど阿部八段の陰だった)。