第2回電王戦が好カードすぎて死ぬ

第2回将棋 電王戦 HUMAN VS COMPUTER | niconico
もう2週間後に迫っている(違った3週間後だ、3/16って何もやらないんだっけ?)。3/23(土)から毎週1局、5週連続。コンピュータ側はみんなBonanzaの影響を受けているけど、このエントリを書いて、改めて個性派揃いであることに気がついた。

阿部光瑠四段 vs. 習甦

阿部四段は、16歳でプロ棋士になり(これはかなり早い)、現在18歳。習甦は、コンピュータ将棋5チームの中ではいちばん順位が低いけど、ここ数年いつ優勝してもおかしくないような活躍をしていた。初戦に相応しいカードだと思う。

佐藤慎一四段 vs. ponanza

両先生には失礼ながら、イロモノ対決。ponanzaがどんな作戦を採るのか楽しみ。サトシン先生もインタビューやブログを見ると、とてもいい人そうで、どちらも応援したくなる。

船江恒平五段 vs. ツツカナ

船江五段は、去年ボンクラーズがやった一人千日手を評価している。プロ棋士の中でも高い実力を持っているし、コンピュータ側からすれば怖い相手だと思う。ツツカナも、強くてファンが多いコンピュータ将棋。「美しい棋譜を残す事を考慮して作られている」とのことなので、非常に楽しみな対戦。

塚田泰明九段 vs. Puella α

5人の中で最年長ということで、去年の対局者である故米長永世棋聖をよく知っている。相手は、これまた去年の対局者、ボンクラーズ改めPuella αだ。両者気持ちの入ったいい将棋が見られそうだ。

三浦弘行八段 vs. GPS将棋

なんとA級棋士が登場。GPS将棋は言わずと知れたクラスタ並列のモンスターだが、あのかつてない高レベルの選手権で優勝した本当に強いコンピュータ将棋だ。まさに最強対決。