羽生が後手でゴキゲン中飛車。超速の銀対抗。先手は郷田だが、それを知って見ているので、先手の手がどれも格調高く見えてしまう。実際そうなんだろうけど、対局者名を隠してもそう思ったのかよと。
羽生らしい手がいろいろ。銀をぶつけられて△35歩、△37銀の打ち込み、△55歩と打ち直す手、終盤に▲47金と寄らせる△48銀不成。やや先手がいいと言われていたが、やはり謎終盤で最後は羽生が持っていった。
解説は先崎。羽生の将棋を解説させたら右に出る者がない。雲の上にいるような羽生に対して、やけにフレンドリー。今回は、羽生の△86銀(桂を残して△72桂を作る)を見て、「天才ですね」と。
次は決勝戦。結局最後は渡辺・羽生というカードになるのかあ!