夏アニメ総括

夏クールに放送していたアニメは全部書くことにしよう。帰宅部の終了を待っていたら、ちょっと書くのが遅くなってしまった。記憶が、作品の存在感が、想像以上に薄れる。

帰宅部活動記録

EDの様子*1や休みが多いことから2クールじゃないかと疑っていて、「実は最終回じゃなかった」の話でそれが確信に変わったんだけど、その次の回で終わり。最終回は作画がよかった。本当にいい作品だった。
OP曲の歌詞が素晴らしい流れ。本編でもメタネタとして使われた。なっちゃんのツッコミ力は限度がないし、フルハシもいいところに出てくる。最終回EDの「思いつきでいいやってみよう」が強烈に残っている。

とある科学の超電磁砲S

中二をここまでカッコよく描けるんだからすごい。2クールかけて黒子の思いを積み重ねて、いいものを見せてくれた。カサヰ回がよかったし、最終回の麦野も超絶よかった。
初回も最終回もベタだけど、最終回はここまでの積み重ねを爆発させていて、きれいな構成だ。EDの働きも素晴らしかった。

ステラ女学院高等科C3部

OPのマイナーチェンジにやられた。キャラが立っていて、好きな作品だ。制服のデザインがいいのも大きなポイント。主人公ゆらの描写が丁寧だ。あと他に好きなキャラを一人挙げるとしたら八っちゃん。空気の悪さを察知するインコのような存在だと思った。かわいい。
後半は暗い空気が続いて、期待した最終回もサービスカットだらけ。せっかくいい世界を構築していたのに、いい印象が残らずもったいなかった。ただ、4コマ しーきゅーぶがあったので、かなりの割合まで補完できた。この4コマの存在は本当にありがたかった。

恋愛ラボ

2期に定評のある太田雅彦だが、これはいきなり完成度が高かったと思う。段階を踏んで登場人物を増やしていたので、飽きることがなかった。1クールの中で、だんだん違うアニメになっていく。
原作は女の子っぽい絵なのに、アニメは(男が見て)実にかわいい。内容も、多分そんな感じだろう。描写が丸くて、引っかかるところがない。この完成度は、他に替わるものがないと思う。

物語シリーズ2nd

それほど興味ないつもりが、面白いので見てしまう。ストーリーが予想できないのがよい。他のアニメも予想できないが、「大体この範囲に収まるだろう」というのがあるので。
これは秋クールも継続。

ふたりはミルキィホームズ

ラス前の盛り上がりがすごかった。こういう何かがあると思って、ずっと見てきたのだ。各話、派手さに頼らない構成が萌えた。ミルホはこういうことができるから価値がある。

てーきゅう 2期

比較するとずいぶん早口になっている。2期があるから1期の演出がわかる。時間が短くなったのが痛いと思っていたが、後半はけっこう面白かった。まりも先輩がいいキャラだ。
秋からも3期扱いで継続。

NARUTO

内容や作画によって面白い回もあるが、アニメとしてはダメ。

*1:後から考えれば2人ずつ、アザラシを含めた6人をカバーしてるんだけど