いなり、こんこん、恋いろは。

しばらく見て姫ちゃんのリボンかと思ったが、そんなには似てない。アニメの雰囲気が昔っぽいのでそう思ったのかもしれない。お母さんの見た目とか、15年前に見たようなあれじゃん。
かわいいポイントとして挙げられるのは、いなりがコンを乗せてるとこ。白くて小さくてかわいいんだよ。学校でも乗せてるからかわいい。そして、いなりの兄がそっくりな目をしていてこれまたかわいい。
一番好きだったのは、海に行ったときの4人(いなり・三条・丸ちゃん・墨染さん)の描写。この4人の配置は素晴らしい。またこの4人の日常話を見たい。
頼まれたラブレターを渡せず、変身して丹波橋くんと話していたところは、恥ずかしくて見ているのがつらかった。
そのとき、普通はラブレターを失くしたことを言わなきゃダメだよなと思ったものの、この作品内の変身する文脈ではそんなもんかと納得していた。実際、このアニメでも姫ちゃんのリボンでも、変身してけっこう無茶なまとめ方をする場合がある印象だったので。
ところが、ラブレターのことは次の回でしっかり回収される。それも、(神通力がなければよほど運が悪くないかぎり捨てるようなことはしなかったはずなのに)いなりがちゃんと「捨てた」と言って謝ったので、ここはけっこう驚いた。とばっちりを受けた丸太町さんがかわいそうだった(勇気を出して話しかけたのに)。
最終回にOP/EDを入れ替える(冒頭にED曲を使い、最後にOPが流れる)のが、見事に決まっていた。最終回というのは、全体としてEDであり、最後のOP曲で新しい始まりへとつながる。