年末恒例、アニメBEST3

今年は、冬春夏の新作アニメをほとんど見なかった(過去作品の一挙放送などはけっこう見ていた)。秋クール(もうすぐ終わる)はがっつり見てる。

このBEST3は本来こんな層が薄い状態でやるもんじゃないんだけどな。

今回かなりやる気なくて、表計算ソフトでBEST3を決めるとき、以前はその順位にすると決めるまで1こずれた位置に置いていじっていたのに、今回は表が完成したかのように配置してから入れ替えている。

作品

  1. メイドインアビス 烈日の黄金郷
  2. ワールドダイスター
  3. ポーション頼みで生き延びます!

メイドインアビス 烈日の黄金郷」は11月から独占が解かれたようで、そこで見た。1話とそれ以降を見たのがやや離れていたため、姿が変わったワズキャンなどを同じ人物と気づけなかった。どこかで気づくことにはなるのでかえって面白かったかもしれない。何もわからない状態が続いて、1クールかけてだんだんわかってくる。ファプタとイルミューイは同じキャラだと思ってたけどそうじゃなかった。伏線回収みたいな感じではないんだよね。だんだんとピースがはまっていくような。かなりクオリティに自信がないとできない構成に見える。12話まで見た翌日、起きたら「昨日見たんだな」という感じで、自分の中で大きな存在になっている。

「ワールドダイスター」は4月開始アニメでニコニコでも配信されていたが、存在を知らなかった。7月にスマホ音ゲーのユメステを始めて、それから存在を知った。ニコニコでの配信が、配信開始から1週間後に無料になるという形式で、これは見る人数減っただろうなと。いいアニメなのに裏番組が強すぎた、みたいな意見もよく見るが、それはあんま関係ないんじゃないかなあ。12月にたぶん初めて全話無料になってて、そこで。自分はユメステの(イベントストーリーは見ているが)シリウスのメインストーリーを読んでない状態で、アニメを見てとてもよかった。ユメステのキャラが、1劇団だけとはいえ、アニメで動いている。しかもアニメのクオリティがけっこう高い。こういうのが埋もれるんだよなあアニメって。一部の人に刺さるアニメこそ貴重なんだけど、一部の人にしか人気がないのでは数字が取れない。

ポーション頼みは、去年のめんどくさいヒーラーほどではないけど、いいアニメだった。こういう、キャラデザが丸くてストーリーが雑なアニメが、今のアニメ界には必要なんだよ。カオルの意見が傲慢だと思いつつ、俺もカオルに仕えたいと思ったりして、そういうゆるさがあまりにも貴重。

サブタイトル

  1. メイドインアビス 烈日の黄金郷 #7
  2. 君のことが大大大大大好きな100人の彼女 #10
  3. Dr.STONE 第3期 #14,15

メイドインアビス、この話を作れるやつは狂っている。狂ってないとこの話は作れないだろ。出産シーンがあまりにもな絵面だし(ここが一番つらい)、ものを食べる器官を持たないためそのまま死ぬというのも残酷すぎる。最後のワズキャンはそれほどでもなかったけど、いい感じ(とは)に締まった。

100カノ10話は、ニコニコで見ててコメントのネタバレが酷いと思っていたけど、肝心なところは察せなかったので勝ち。母親の見た目が若いのも、14歳で出産という理由がちゃんとあった(これほんと強い)。OP/EDがこのままでこんな手段があるとは。

Dr.STONEは、科学パートだけでなく全体に都合よく描きすぎ・演出優先みたいなところはあるが、それでも面白い。14話と15話は、短く感じるというわけではないが、もっと長く見たいと思わせる内容だった。100カノもそうだけど、ジャンプ系の作品はマジでヤバい。そんなに好きではないと思っても楽しめる。桁違いの技術力がある。

キャラ

  1. ワズキャン(メイドインアビス 烈日の黄金郷)
  2. 滝昇(響け!ユーフォニアム
  3. (該当なし)

いやー、いいキャラは多いんだけど作品と融合してて切り離せないんだよね。

ワズキャンは、なんか作中最後のほうでは悪いやつみたいに扱われてて心外だった。強キャラ感がある。一貫性があるというよりは、まとも、常識的という言い方をしたくなる。8話の「サクッ」は(見ているこっちにとっては)やばかったけど。いいキャラだった。

そういえば、キャラじゃないけど、メイドインアビスの中では、トコシエコウがとてもいい "キャラ" になっている。

滝先生は、初登場からやばい(みなさんの選択ですみたいに誘導して押し付けてくる)んだけど、その後はいい人みたいに扱われて安定感がある。声もいい。ユーフォは今年ニコ生で初めて見た。

  1. メイドインアビス 烈日の黄金郷 OP
  2. ワールドダイスター ED(トゥ・オブ・アス)
  3. ポーション頼みで生き延びます! OP

メイドインアビスのOPはクオリティが高かった。アニメのOPって、キャラを全部出すと知らないキャラがいてわからなくて不快だったりネタバレにならないよう小さくしか出せなかったり大変だけど、この2期OPの場合は、1話の本編で新キャラが出てるし、他のキャラも「出てきそうな」キャラばかりだ。ちょっと自分の力では説明できないけど、何もわからない最初から、色々わかった最後まで楽しめる。すごい、本当にすごいOPだ。

「トゥ・オブ・アス」はユメステの好きな曲で、アニメのEDだったと知って「アニメEDとしてのトゥ・オブ・アス」を見れることが本当に嬉しかった。最初に音ゲーの曲として認識しているものをここに入れるのは反則気味な気はするけど、まあ今回は見てたアニメも少ないので。

ポーション頼みOPは、転生前の薫がよかったっていうそれだけ。つり目を気にするところ、幸せそうなお父さん、KKR結成。

声優

  1. (該当なし)
  2. (該当なし)
  3. (該当なし)

古賀葵を挙げようとしたら去年入ってた。今年は、コノハを軸として、「カノジョも彼女」の星崎妹、「でこぼこ魔女の親子事情」のアリッサママ(こう書くとアリッサの母親なのかアリッサが母親なのかわからんな)、こういうタイプの声がわかってきた。これは2年連続で入れてもいいか?まあ今回はこれで。てさぐり部をしている。

市ノ瀬加那はなんで去年入れなかったんだろうね。まあ1キャラだと入れづらい。ただ、自分の中で信頼度がとても高い。今年はたまに名前を見かける程度だった。

長谷川育美、ユメステの静香の声で、さっき調べたら喜多ちゃんの声もやっていた。歌に信頼感がある。静香のキャラに影響されてるけど。でもそのほうが声優としても強いよね。

赤尾ひかるはブルアカのコハル。今年初めて数話見た「こみっくがーるず」のかおす先生や「えんどろ〜!」のユーシャも言われてみればそうだった。そしてユメステの本巣叶羽。

なんというか、もうストックがない(2003年に初めて選んだときは当時の全声優から3人選んだが、今は60人近くが既に選ばれている)ので、トップクラスに好きな声優が毎年3人も出てこない。いやそれもちょっと違うんだけど。時間の流れとか、声優の活躍の場とか、以前とはだいぶ変わってきた。今までのような選び方は、もう合わなくなっている。