Googleのトップページは重くないと思う

Googleのトップページを開くと毎秒100回JavaScriptが実行されるよ
http://d.hatena.ne.jp/tkng/20090930/1254273378
まず、最近のPCなら、短いJavaScriptコードを100回実行する程度のことは負荷にならないはずだと思った。そこで実験。
PentiumM-1.1GHzを使っているが、東芝省電力でCPUを最も遅い設定にし、
PentiumMの283MHz相当の環境でテストした。
使用ブラウザはFirefox3.5.3。
http://www.google.co.jp/を開き、CPU使用率をWindowsXPのタスクマネージャで見る。
すると、基本的に0%だが、突発的に20%や60%などに上がる。
これはFirefoxのセッションリストア等のせいだろう。
次に、http://www.google.co.jp/をタブで30個開いてみる。
CPU使用率は、6%程度に上がった。
Googleの表示設定で「検索ボックスにクエリの候補を表示しない。」という設定を選ぶと、
タブ30個でもCPU使用率が0%になったので、
やはり候補をリアルタイムに表示するためにCPUパワーを食っているのだろう。
実験結果からは、自分の環境では、毎秒100回JavaScriptも全く問題にならないことがわかった。
また、問題になる場合の対策としては、「候補を表示しない」というのが簡単で効果的だ。
まあ、タブが前面にないときくらいはポーリングを止めて欲しいけど、
そういう(Googleトップを背面タブに置いておくような)使い方をする人は少ないから、
余計なコードを入れない方が世界中のCPU使用率は低くなるという判断だろう。
ネタ元のページでは、2%程度の負荷ということだが、以前Linux版のFirefoxを使ったときに、Windows版と比べてはっきりJavaScriptの速度が劣ったので、そのせいかもしれない。
一般ユーザーにとっての、CPU使用率の意味での敵は、Flash広告だろう。
酷いときは、テキストを読んでいるだけなのにPCのファンが止まらなくなる。
背面タブならCPUをあまり食わない、という仕様は嬉しいが、それでも自分の環境で2%前後、CPU使用率が高くなる。