NHK杯、櫛田六段の力戦居飛車

先手の櫛田は居飛穴を避けないノーマル四間飛車の使い手。
解説の森下九段によると、相振り飛車を苦手とするタイプの棋士だそうだ。
櫛田が角道を止めると、後手の丸山は△54歩〜△42銀として相振り飛車の構え。
相手が振るなら、と櫛田は▲48銀で対抗型の居飛車を目指す。
丸山は△55歩と位を取り、中飛車かと思ったが、のちに右銀を繰り出し、居飛車にした。
結果は丸山九段の勝ち。