NHK杯、勝又西尾戦

NHK杯で見るのは初めて(4年前は見てなかった)の教授・勝又六段と、
棋聖戦第1局の解説動画に出ていた西尾五段の対戦。
後手の西尾五段が、角道を開放したままで早石田っぽい展開に。
先手から角交換できるので、交換して馬を作った。
歩の損得なしで端を突き越したものの、盤上には馬と生角が残り、
後手の主張が全くわからない状態に。
△86歩▲同歩△96歩▲同歩△98歩という狙いはあるものの、
序盤早々の角と馬の差が、そんな露骨な狙い一つで埋まるとは到底思えない。
47手目の▲38歩。自分の予想手と同じだったので少し不安になる。
何か今回は指し手が全然プロっぽくない!
焦(あせ)らすのもいいけど、焦(じ)らした方がいいと思うんだけどなあ。
勝又六段は、捻挫の痛みに顔を歪めながら、即指しで駒を強く打ち付ける。
対局前のインタビューでは、わかりやすく話されていてさすがだと思ったが、
将棋はもう何が何だかわからなかった;´Д`)