第37回小学生将棋名人戦

http://www.shogi.or.jp/topics/2012/04/37-6.html
90分で3局を放送。指し手が速い。
去年も見て速いのは知っていたけど、それでも驚くほど速い。
駒割すら追い切れない。
いいなあ。小学生のうちに将棋覚えたらまた楽しかったろうなあ。

森本-武沢

おとなしく石田流本組になるのかと思いきや、石田に対する右四間!
これは面白い。また戸辺(解説)が喜びそうな戦型だな。
この後手みたいな陣形大好き。自分がやると相当勝てないけど。

新田-森田

先手が角道を閉じてノーマル四間飛車。65歩早仕掛けだ。
戸辺が奨励会にいた頃は藤井システム全盛期か。
修行時代にプロ間で流行った戦型が今は指されないってどういう感覚なんだろう。
序盤が面白いし、中盤以降は居飛車強すぎワロタ。
振り飛車に対して急戦をしっかり指せる人、マジで尊敬する。
もちろん先手も強いのだが、どちらも強いので片方は負けてしまうのだ。
最後は二歩。インタビューでは、体は大きいのに消え入りそうな声だった。

森本-森田

右四間かと思いきや3筋交換から面白い将棋に。
角が向かい合って、相手陣を直射し合って、凄まじい攻め合いに。
先の準決勝で勝った同士が戦っている。何という強さなのか。
森本くん、後手がよかった(振り駒で2局とも先手だった)と言っていたが、
どんな作戦を用意していたのだろう。
またこいつら小学生のくせに、局後戸辺六段に指摘された変化に対する応手を当然のように読んでいてもうかっこよすぎる。