ポケモン(7/1)

サトシは「気合いで勝ち抜く」と言って、シンジに「甘いな」と言われる。
いつもの調子だ。論理的に構成するということを知らない。
そんな中、シンオウリーグの1回戦で、いきなりナオシさんと当たる。
サトシらしさとは何かを思い出させてくれたのは、3体目のポケモンだ。
むしタイプを出すと予想されるナオシさんに対し、サトシの用意はヘラクロス
普通なら「ほのお」「ひこう」の技を持つポケモンから考えてしまうところだが、
サトシはこの真っ向勝負を「見てみたかった」という。
(「むし」と微妙な相性の「かくとう」持ちだが、それはたぶん意識してないだろう)
勝ちに行った結果としてこういう選択をしてるのがサトシ。
ゲーム理論とかこねくり回してる「りかけいのおとこ」には決して真似できないバトルだ。
このバトルは本物。ナオシさんは「魂を揺さぶられるようだ」と言い、
控え室の画面でバトルを見ていたシンジは、途中で立ち去らなかった。
「うたう」発動前の隙に反応した、地面へのメガホーンを指示するサトシが渾身の岩根作画!
試合後、ナオシさんは「のせられてしまいました」と言ったが、悔いがないとも言った。
おそらく、コンテストではない通常のバトルでは、サトシの経験値が上回っていただろう。
ナオシさんにとって異次元のバトルセンスを持つサトシとぶつかり、
結果こそ初戦敗退だが、この舞台で誰よりも多くのものを持って帰ったようにさえ思える。
さて、ベストウィッシュ。最も気になるのは、サトシが継続かどうかだ。
ヒカリがいなくなるのは当然として、カスミ・ハルカ・ヒカリの再登場機会の有無も気になる。
タケシ(またはその位置のキャラ)はどうだろうか。
双方ブラック・ホワイトの主人公と違うシルエットなのも気になる。
左のほうは頭にシェイミでも乗せてるんだろうか。