お約束のてんこ盛り。それなのに、最終回として素晴らしい構成だった。
ロケット団との戦闘で、サトシたちに圧勝させた上で、
きっちりロケット団の強さも描かれているのがよかった。
ピカチュウとポッチャマの最大の技が一体になってロケット団を吹っ飛ばすところは、
その2体の気持ちまで一つになったのが感動だった。
色々なことが起こり、その中で別れの描写を丁寧に積み重ねる。
途中でED曲のBGMが使われたのも効果的だった。
そしてEDへ。
バックにこのダイヤモンド&パールシリーズの思い出が流れるのだが、
最後、計ったように「ずっとスペシャルな仲間さ」。何これうますぎる。ヤバい。
4月からのグラフェスもすごくよかったんだけど、
最終クールのシンオウリーグはまさに別格だった。
こんな短期間しか放送しないEDを作り、しかも曲の中身が、
最終回の内容（つまりダイパシリーズの内容）にしっかり合わせてある。
まさかポケモンがポケモンのままでこれほどのものを見せてくれるとは。
タケシのポケモンドクターは何か唐突だったけど（何かあるのかな？）。
ポケモンという作品でも、他のアニメシリーズの範疇でも、
ここまで感動させる1クールには、しばらく出会えないだろう。
