明日、清水女流王将vs.あから2010

いよいよ前日となった。黙っていてもこの日が来るのだから、いい御身分だ。
まずは、双方が全力を出し切ることができれば言うことなし。
一番勝負というきつい条件の下でそれができれば、これ以上の幸運はないだろう。
情報処理学会-日本将棋連盟と情報処理学会との対戦の覚書
169台のPCを使って更に合議ということで、トラブルの可能性が非常に高い構成。
だから、「入出力の遅延による影響については常識の範囲内で許容」や、
「将棋連盟側の了解を得た上で人手の介入」など、勝負の成立を優先しているのだろう。
個人的には、人間側に大きなミスがないという前提で、コンピュータ側を応援する。
もっと強い相手との対戦を少しでも早く見たいから。
もちろん、ソフトウエアの技術進歩につながることが一番だけど。
今は、コンピュータがすごく強くなったが、トッププロよりは明らかに弱いという季節。
これは、本当に一瞬だけの宝物のような時間だ。ぜひ、最高の輝きを見せてほしい。