ボンクラーズはどう聞こえるか

今日お昼を食べた店で、新聞が置いてあって、電王戦の記事が載っていた。
隣の女性客がそれを読んでいて、「ボンクラーズって、弱そうww」と。
もはや「ボンクラーズ」は、コンピュータ将棋が好きな人だけが見る名称ではないのだ。
今回の電王戦で、最初はボンクラーズという名前を変えるような話も出ていた。
それが、結局はそのままで行こうということになった。
これは、米長会長などの将棋関係者が、この名前に慣れてしまったから、
という面もひょっとしたらあるのではないか。
強いコンピュータ将棋を指す名称というイメージが付けば、
もう「ボンクラーズ」が弱そうとか失礼とかそんな名前だとは誰も思わなくなる。
(追記)
ていうかそもそも「ボンクラーズ」という名前を解釈する難易度が高すぎなイカ
あずまんが大王」に詳しい人がこの名前を見たとしても、
まさかこんな強い将棋ソフトの開発者がネタにするとは思わないだろう。
Bonanzaを知っている人でも、「ぼんくら」に引っ掛けた名前としか思わないはず。
ボンクラーズという単語が、ある漫画の中で既出だなんて知る由もない。
恥ずかしながら自分も、あずまんが大王は何度も読んでいたのに、
あずまんが大王ネタであることは言われるまで気づかなかった。