王将戦七番勝負第2局

http://mainichi.jp/enta/shougi/etc/kifu/120126.html
先手の久保は石田流を目指す。それに対して佐藤は相三間飛車(!)を選択。
佐藤は、△82銀と引いたり、△72歩としゃがまされたり、かなり辛そう。
ただ、これで先手から直接の攻めもなかなか難しい。
久保は角を換えてから▲22角。そして飛車を転回させ1筋方面から攻める。
57手目▲24香がすごい。竜を動き回って作らせた空間に放り込んで、厳しい。
これを堂々と△同飛で取る佐藤もすごい。
後手が辛いにしても、遊び駒を拾わせて、玉が中段に逃げ込んでいる。
自分なら、後手を持っていたほうが気楽かというような局面。
佐藤は時間のない中で次々と手を繰り出す。さすが、1秒間に1億と3手読む男。
久保がこれだけ困るというのは、読みが入ってるんだよ。
具体的なすごさが全く想像できなくて悔しいけど。
最後は、19の馬が働いて即詰み。佐藤ヤバい。