NHK杯、永瀬・神谷

永瀬先手で石田流。神谷は△54歩から相振り飛車にした。
何かお互い軽いというか突っ張ったというか何て言うんだこういうの。
▲65歩から開戦して、玉側と反対側で馬を作り合う!
普通は玉側の馬のほうが大きいはずだが、後手も駒が取られそうで自由が利かない。
一発▲73歩から、飛車を取って金取りに打ち込む。
金取りを受けて、△72金なら▲32飛成と香を取った手がまた金取りの先手。
△62金寄には▲63香があるということで、先手ペースに見えたが、
ここで△51金寄が意表の受け。
こんなのは、玉が薄くなってダメとしたものだが、5筋が鉄壁になったのも事実。
永瀬の時間の使い方は変調を思わせた。
しかし、ここから永瀬が強かった。自陣に手を入れて、相手の薄さを突いて。
最後は、後手に一歩がないために、△37桂成が入らなかった。
感想戦の神谷、「いかにもタコにも」とか「丸出だめ夫」とか酷かったw