NHK杯、屋敷・野月

解説は中座。そして、野月が後手となった。当然の横歩取り85飛。
いやこれ、どこまで考えて解説を選んでいるのかわからないけど、今回はドンピシャ。
85飛戦法、産みの親が解説で、育ての親が対局者、しかも後手となり85飛を採用。
出だしは超クラシック。▲87歩△85飛に△41玉と囲う、最近ではむしろ少ない形。
それに対し、屋敷は▲16歩〜▲17桂!最速で桂を繰り出していった。
途中、△65桂▲76銀△77桂成と打った桂をすぐに捨てるのが面白い手だった。
これを▲同金と取れば△88角と打ち込んで攻める。
実戦は▲95角△78成桂▲84角(金と飛車を取り合う)で激しくなった。
これでやっと野月もペースをつかんだが、形勢は先手という感じ。
ここからは屋敷が強かった。
▲55角はぬるい感じがするのかー。高度すぎて勉強になりませんw