NHK杯、永瀬・木村

永瀬が先手。▲56歩からの中飛車
途中、解説の広瀬が以前やって失敗したという銀打ちを、永瀬がやった。
しかし、ここでは▲96歩と△22玉の交換が入っているので、▲97角があった。
永瀬と木村、「受けvs.受け」という好カードである。
どちらかは敗退してしまうというのが、もったいなく感じられる。
どちらかは攻めることになるが、今日はどちらかというと永瀬が攻める展開だった。
今日から始まった将棋講座は、木村が講師で、当然テーマは「受け」
講座が終わってNHK杯でも、木村の受けを堪能できた。
で、さすが永瀬ボーイ、期待を裏切らない。
先手番でしかも有利そうなのに千日手を選んだ。
指し直し。
持ち時間はナシ。考慮時間は、双方5分以上になるように足して、木村6分・永瀬5分。
永瀬のゴキゲン中飛車。△62玉が早い。木村は大人しく▲78玉。普通の流れに戻った。
http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=74259&tekazu=32
△22角と引くのは、去年のNHK杯を思い出させる。
今回は端の交換があるけど、あちらは△62銀と▲16歩の交換がある。
これは相当違う将棋になるのだろう。
△52飛が「大丈夫か?」という受けだが、桂と銀を交換したあとで△54飛と浮く。
後手の角が、金についてpinされているので、▲25桂から金損に。
後手も二枚飛車で食らい付く。
先手は、成桂を寄せていって、それが間に合いそうなので、かなり気分がいい。
後手は、△68銀不成から詰ましに行くが、わずかに及ばず。
いやーカズキ強かった。