第2回 将棋電王戦 記者発表会 - ニコニコ生放送
第2回将棋 電王戦 HUMAN VS COMPUTER | niconico
かなりバランスのいい人選。特徴的な若手3人に、実績あるベテラン、A級棋士。これは期待を超えていた。
2013/3/23(土)から5週連続。午前10時開始で持ち時間は4時間。これもよい。1日に5局ではもったいないと思っていたので。持ち時間も長い。明るいうちに終わらない可能性もある。
ponanzaの作者は、先手ということで「積極的にリードを奪うような戦法」と言っていた。ponanzaは選手権でもかなり積極的に戦い方を工夫していたので、楽しみだ。ツツカナも、序盤の定跡に触れていた。
プロ棋士の個性に目が行きがちだが、今回の電王戦の面白さは、5種類のコンピュータ将棋が出場する点にこそあると思う。いくつも驚きを見せてくれると思うし、悪い意味で何かやらかすこともあるだろう。
結果を予想してツイートした。コンピュータの4勝1敗。発言するのにはちょっと勇気が要った。コンピュータは、安定して力を出せるという点で将棋というゲームの性質上めちゃくちゃ有利だと思う。なので3勝よりは4勝の可能性が高いと判断した。通常の意味での棋力ではプロ棋士より劣るかもしれないが、勝敗という意味なら（それも1回勝負ならなお）人間は勝ちにくい。
ただ、プロ棋士の懐の深さは全く想像できない。じゃあプロ棋士が予想より勝つかというと、コンピュータ将棋もまた普通の人間には読み取れない強さを持っていたかもしれない。ほんとこれは、将棋が強ければ強いほど楽しめるイベントだと思う。異質なもの同士がぶつかるのは、常に面白い。
