第3回将棋電王戦記者発表会

対戦カードが発表された。プロ棋士の並びは前回と同じ(年齢やキャラが対応している)。コンピュータ将棋も電王トーナメントの順位通り。これによって、豊島ツツカナという、全人類の望んだカードは実現しないこととなった。ただ、どんな組み合わせでも「このカードでよかった」と思える出来事は必ず起こると思う。
対局場所が、ずいぶん派手だ。よく知らないけど、すごい場所なんだろう。一つだけ、あべのハルカスアベノ橋なんとかというアニメがあるので関西だとわかる。豊島七段は関西の棋士だから、ということだろう。見たことはないけど、おジャ魔女界隈で話題に出ていて、松岡由貴がヒロイン役だというから、いいアニメに違いない。
第5局は、将棋会館で行われる。しかも特別対局室だろうから、どんな会場だろうが敵うはずがない。将棋の対局を行うための最高の場所だ。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv160064673#31:10
なんか森下九段が滑っていたらしい。小田原城、一の丸、一丸さん、ツツカナ、ということ?
振り駒も行われた。歩が5枚出たのだが、それぞれの歩の近くに「歩」の文字が表示された。これはもしかして画像認識してる!?@MobileHackerzTwitterを見ると、そうだったみたいだ。と金が出ないのは残念だった(w。去年の塚田プエラα戦でも、入玉の点数表示を急遽作っていたし、すごい人だ。
スポンサー企業がいくつかあり、その中でもローソンは「おやつ協賛」。うーん、どうなんだこれは。庶民のおやつとしてなら、ローソンのスイーツは嬉しいが、プロ棋士が食べるおやつとしては。売ってるやつじゃない、カスタムスイーツが出てくるのかな。
年内にあると言われていたイベントの発表もあった。なんと、船江五段とツツカナの再戦だ。コンピュータだからこそ可能な、あの第2回電王戦のときと全く同じ条件での再戦だ。解説も同じ鈴木八段で嬉しい。これが大晦日にある。ニコ生のコメントで、コミケと被って困るというのがいくつもあった。コミケに行かないとしても、これは困る人が多そうだ。
他、第4回電王戦は決まっていないものの、将棋電王トーナメントは来年も行われることが決まった。
森下九段が、1手20分で盤駒を使えばプロはミスしないのでまず負けないと言っていたので、森下九段にはその条件でやっていただきたく。