ジュエルペット ハッピネス

最後の5話くらいを一気に見た。

終盤の急展開で、ややぎごちない印象。尺が足りてないという感じでもない。作画はいいし、使い回しも気にならないが、台詞や演出があまり丁寧じゃない。

ただ、それがそんなに悪いわけではない。自分とリズムが合わなかっただけという可能性も大きい。内容的には素晴らしいものだった。

終わりが近づくと、作画レベルがぐんぐん上がってくる。面白くてぐいぐい引き込まれる。このアニメを1年間見てた子供は幸せだと思った。桜井弘明のラブコメはとてもよい。

アンハッピネス状態から正気に戻ったとき、狂気が特に減ってないのがおかしかった。桜井っぽいネタも多いけど、そもそもがマイメロなみに狂っている。いい舞台だ。

CRNのポーズは、発想が頭おかしいと思った。バラバラになったルビーを袋に入れたところでは、例によってうさだを思い出す。キャスト表示で平野綾がズラッと並んだのもいい表現だった。

久しぶりに女児向けアニメを楽しんだ。女の子がメインターゲットでかわいい(丸い)絵柄のアニメが皆無というレベルだったからな最近は。そんな中でもジュエルペットは気になる存在だった。去年の12/14放送回を見て、初めて継続視聴した。

最初は背が高いと思ったけど、中学3年と知ればそうでもない。丸い線がたまらない。とにかくキャラデザがいい。ジュエルペット(作品名ではない)は各シリーズ同じ見た目だけど、表情がよく動くのでかわいい。最終回のルビーは柔らかさがあって最高だった。

私服やパジャマもよい。背がそれなりに高いのに丸っこい感触の服だから、かわいい、かわいい。CM明けのアイキャッチでルビーが制服着てるのもよい。本編中、ルビーがちありとおそろのパジャマを着ていたのは凄まじい破壊力だった。

ここまでで十分だけど、ジュエリーナ様の存在まで加わる。10歳くらいのイメージだったけど、妹があんななので、寮長先生みたいな捉え方もできるのかな(いやー違うだろう)。EDの校長先生たちと踊っているところが好き。