キルミン(10/19)、夢色パティシエール(10/18)

双方、期待を遥かに超えるよさだ。
特に「夢色」が、山田隆司がいるとはいえ、「どれみ」クラスの繊細な描写ができるのは意外だった。
キルミンの次回予告では、ケンが先に探偵になっている!構成がうまい。
リコをくどいデザインにして、リムでバランスをとる感覚が好き。
夢色パティシエールでは、細かくクラス女子の嫉妬の描写を重ねて恐怖を煽り、
家族や友達に会えない寂しさもあって泣き出すところまで行く。
そこからナルオの協力でシュークリーム作りに成功し、成功の感覚から「楽しんで」という基本(華道のときには実践できていた)を思い出す。
関西弁の女の子の優しさも、サラッと流す嘘が酷く明快な表現だ。
どちらの作品も、今回の話でシリーズ構成への信頼感を得た。
アクシデントが(絶対あるんだけど)なければ、この面白さを一年間持続できるはずだ。
キルミンは今期ナンバー1決定だが、夢色パティシエールは今週で切ろうと思っていた。
でも、今回、内容的には遜色ないとまで思った。
結局、この二つの作品の差は「キャラデザ」だけなんじゃないかという嫌が考えが浮かんだ。