「ハートキャッチプリキュア!」の展望

プリキュアの最終回を録画し、CMと番宣を捕捉した。
OP後やAパート後のCMは、普通の女の子向けで、そもそもプリキュア関連が皆無。
Bパート後のCMは、全て新しいプリキュアのものだった。
この辺りの容赦ない感じは、でんぐりハナちゃんを思い出させる。
さて、キャラデザと動きが、思っていた以上に「どれみ」だ。
赤い方が「ナイショ」のふぁみに見えるのは、ふぁみが直近の馬越作画だからだろう。
変身で髪の色が変わるのは、ちゃんと「プリキュア」にしてるという意味で面白い。
冷静に見れば、どれみ的な演出のみを狙って集めて番宣にしたような気はするが…
こんな場所でこんな画が見られるというのは、ちょっとした感動。
そもそも、「どれみ」時代に好きだった長峯達也が監督という時点で相当気になっていた。
これはもう絶対に見たい。
しかし一方で、プリキュアが面白くなるわけがないという感覚がある。
調べると、プリキュアは6年間続いている。
毎年少しの期待を持って試しに見てみるのだが、毎回ダメだった。6回ダメだったのだ。
今回は長峯監督で、どれみを意識していることは間違いないのだが、
それでもプリキュアの呪縛からは逃れられないのではないか、そういう怖さがある。
今は、絶対に面白くなるし、絶対に面白くならない、という複雑な気持ち。
無理矢理具体的なイメージを浮かべると、プリキュア脚本をどれみ演出でやった感じ。
「そこそこ面白い」になってしまうんだろうか。
(追記2/5)ちょ、ま、長峯ってそういえばパワパフZの変身バンクだった。
いやだなあ。この期待の大きくなり方はやばい。