NHK杯、中座豊川戦

中座七段が先手。相掛かりになった。
豊川七段の時間攻めで考慮時間に差が付き、
更に中座七段がギリギリに指そうとして考慮時間1回を無駄にしてしまう。
しかし、戦いが始まってからはその差も縮んでいき、30秒将棋の終盤が続いた。
終盤、相手の王手が止まったときに、すぐ自分の攻めをやるのではなく、
更に受けて先に相手の出方を決めさせる方がいい場合が多いというのはわかるが、
勝負としてはそれなりに読みが入ってないときついんだよなあ。
先手が4筋の歩を突いたとき、それによって後手に計2つの狙いを与えてしまったが、
2つの狙いを一度に突けないという話があって、
そのことは自分でわかっているつもりだが、じゃあこれをコンピュータに教えるには
どうしたらいいかと考えると、やはり筋の通った理解になってないことがわかる。
終盤が面白かった。次回は吉田四段ということで楽しみ。