キルミンずぅ(6/14)

宝探しの話をするケンに対して、タマオとリムの視線が揃って同じだ。
落ち着いているというか、かわいそうなものを見るような目というか。
そうなると、ケンの側に来るのはリコだ。
普段いがみ合う2人が、性格の一致によって期せずして行動を共にする。
ケン父とゾウの大造が狙っているお宝は同じものなのか、そして何なのか。
その謎を残したまま、リコとケンはお宝らしきものを発見する。
ダイヤモンドと言いながら四角い結晶をリュックに詰め込む描写が素晴らしい。
この結晶の正体は、言われてみれば当然の塩(シオ)。
例の冒険BGMが入る。
この楽しそうな感じと状況の大変さが、魔法陣グルグルを思わせる。*1
ほんとにいい話だった。
こういう話が出てくるからハズレを頻発するこのシリーズを見続けてきたと言ってもいい。
予告後の提供バックは、カノンが御子神家のお買い物を観察する重要なシーン。
お肉のグラム数しか気にしてないナギサ姉もよかった。
不思議な謎を配置して、きれいに収束させるというのは、アニメのキテレツにも似ている。

*1:「這い上がるくらいでちょうどいい」