はなまる幼稚園(1/17)

OPから入る。その出だしを見て、この作品のOPが見られるというだけで夢のようだと思った。
とにかく杏も山本先生もかわいくて、いうことなし。
序盤は、園児たちが人間じゃない何か別の生き物のように見えた。
OPの最後にあったイメージから、妖精のようにも見える。
例えば「クレヨンしんちゃん」だったら、あんな園児が現実にいるわけないけど、
でもそれはそういう表現として、いずれ大人に成長する子供をちゃんと描いている。
はなまる幼稚園の場合は、成長して人間の大人になるとは思えない感覚がある。
禁断の愛で盛り上がった辺りからは、そういう感覚は消えて普通のアニメに。
幼稚園を探検できると聞いて目が輝く柊が子供らしくてかわいい。
杏が先生と一緒にすべり台で遊ぶところは、園児らしい体感時間の長さが描かれている。
EDは柊。普通のEDと同じくらいの作画リソースがつぎ込んであるように見える。
毎回EDが曲まで違うというのは、一つの曲が吸収できる本編のよさが減って、
いい作品であるだけにもったいないと思う。
それにしても、全体にこれだけの作画クオリティを保てる理由がわからない。
この作品はいい。現状、「ひだまり」に次いで2番目に入ることは確実だ。