後手番で横歩を避けるとき限定なので頻度は高くないが、藤井システムを使っている。序盤(知識ではなくセンス)に自信がないので、力戦になるならありがたい。
ずっと後手95歩型で戦っていた。55角急戦に当たらないかぎりデメリットが少ないだろうということで。この前、初めて55角急戦をやられて、そのきつさが実感できたので、今日からは後手94歩型に切り替えた。さっそく55角急戦をやられて、負けた。
こちらが居飛車のときに、相手が藤井システムやそれに類する戦法で来ることもまれにある。そういうときは、自分が今いちばん聞きたい局面の対策を教えてもらえばいい。自分が居飛車側のときの楽しみにもなるのだ。
藤井システムは素晴らしい。後手番で何を指すか悩ましいところ、「好き」でかつ「そこそこ戦える」戦法が藤井システムだった。プロではあまり指されなくなったが、それなら「だから指されなくなったのか」と実感できるまで試せばいい。もちろん、実感できるところまで行けると思っているわけではなく、どちらにせよ何の問題もないということ。
薄い玉の戦いになりやすく、楽しい。数年前は棋力不足で実用レベルにギリギリ届かない感触だったけど、今なら大丈夫(本当は、将棋クエストが5切れだからかも)。実用レベルというのは、その戦法を使っても勝率が大きくは落ちないこと。