年末恒例、アニメBEST3

点が好きなのか線が好きなのか面が好きなのかみたいな話になってくる。関係性オタクに好きなキャラを聞いたらなんて答えるんだ?今回は、いつもと違う選び方になったと思う。選ぶのが難しかったからそうならざるをえなかったが、これはこれでいい。仮にこの形式で無理が生じるとしても、それはそれで、今のアニメを今の自分がどう捉えているかを考えるきっかけになる。

作品

  1. スローループ
  2. このヒーラー、めんどくさい
  3. Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

スローループは、4話のやたらアメくれると思ったらのところとか、12話のサブタイ回収とか、いいシーンがいくつも思い出される。ひよりはかっこいいし、恋ちゃんのミステリアスな感じがたまらんし、ひよりと小春の関係がいいし。ランキングでカテゴライズできないようなよさが多く、この位置に。

めんどくさいほうのヒーラー。1話の段階ではわからなかったけど、徐々に評価が上がっていく。うまく説明できないけど好きなアニメ。セリフをきっちり決めてくるのはありそう。漫才みたいなやりとりも本当に上手い。画面が地味なのはいいポイントであるが、その中でいいアニメにしてくるのがすごい。

DIYは、正直そこまで面白くないんだけど、細かいところ(動き、ストーリー)を本当にちゃんと作っていて、アニメとしての評価が高い。そういうところは「カスミン」を思わせる(褒めすぎか)。こういうアニメ作れるんだなって嬉しくなった。

サブタイトル

  1. Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- #4
  2. ラブライブ!スーパースター!! 2期 #7「UR 葉月恋」
  3. オーバーロードIV #3(武王がんばれ)

DIYの4話、動きがめちゃくちゃよかった。止め絵もありよく動くところもあり、作画リソースの振り分けがいい。この話だと、最後のほうの自転車が注目されがちだと思うけど、人がただ立っているだけみたいなシーンで丁寧に少しだけ動かしてくるみたいのがすごいのよ。

ラブライブは9話もよかったけどね。1クールであそこまで勝ち上がる忙しい構成の中でこういう話をはさんでくれたことが嬉しかったので。サブタイが最初は意味わかんないけど本編を見るとそのまんまっていう。ベタで楽しい展開になっている。最後、四季とメイがスパイスになっているのもいい。

オーバーロードのアニメは4期になってよくわからんけど新しいよさを出してきた。設定は複雑化しているが、楽しませる部分はシンプルというか。「よくわからないけど面白い!」っていう状態から最後あのギャグで落とすの、上手いんだよなあ。

キャラ

  1. 陽夏木ミカン(まちカドまぞく 2丁目)
  2. 真島(リコリス・リコイル)
  3. ロッテ(異世界薬局)

ミカンさんいいよね。

で、千束の相手として最終的にたきなより真島がしっくり来ちゃったんだよな。色々対立してるのが魅力的。

ロッテはかわいい。長い髪に布の多い服。

次点はビーストテイマーのカナデ。かのんは今年も入れたいくらいだった。

  1. ぼっち・ざ・ろっく! OP
  2. スローループ ED
  3. このヒーラー、めんどくさい OP

ぼざろOP。これはOPアニメが良い。1話から最後までずっと楽しめる。知らないキャラが多くて不快ということもないし、話が進めば他のキャラもちゃんと描かれている。どうやってんのかわからないけど全体にわたって凄まじい完成度。

スローループED。学校の制服がたまにしか出てこないアニメで、EDの制服に特別感が出る。そもそも制服は特別なもので。あの3人の関係も特別で。楽しみなEDだった。

めんどくさいヒーラーOP。本編の内容に対しこんなにもラブラブな曲調をぶつけてきてそれが合う。カーラの声優が歌っているが、カーラが歌っているわけではない。また、最初から全話の予告がOP内でなされており、ゲストキャラの声優も明かされているがローマ字なので読もうとしなければ認識されることもなく知りたい人は読めばいいといういい作りだった。

声優

  1. M・A・O
  2. 大西亜玖璃
  3. 古賀葵

M・A・Oは、俺の中ではわかばガールで有名。今年(なんか今季って書きたくなる(1年でアニメの1シーズンが終わるイメージ))は、「異世界美少女受肉おじさんと」の橘。イロドリミドリにも出てたのでM・A・Oとしての認識がよりできたというのはあるが。橘の声がキャラクターのイメージに合っている。
参考:冬アニメ第2話 - merom686's blog

大西亜玖璃はヒーラーのカーラ。「このヒーラー、めんどくさい」のOP曲も歌っていて、普段のカーラとは違ってかわいい声。そして、大西亜玖璃 - ふわふわ時間 from CrosSing もかわいい声でよかった。

古賀葵は、かぐや様というよりは、脇役でちょいちょいかわいい声として存在してくれたことで入った。今年だと、まぞくの通行人はおなじみ、ビーストテイマーの勇者パーティの神官はその意味で変わり種で、悪役でクールな見た目だけど(けど?)いい声だった。

番外で真田アサミ。このブログを始める何年も前に好きな声優を順番に並べるのをExcelで作ってたけど、そこで安定して1位と2位だったのが真田アサミ沢城みゆき。「かぎなど」で、川上とも子の代役って荷が重いと思うけど、真田アサミならと思えたし実際いい声だった。

名前を知っている声優が少なくなっている気がする。あまり尖った声がない。正直かなり層が薄くなっている実感がある(観測範囲が狭いかもしれない)。