コンピュータ将棋

電王戦関係

タッグマッチFinalRound 午前中は藤井先生のNHK杯と被っていたので、ほとんど見ていない。そういう人は多いと思う。 解説でも言われていたが、盤面全体を使った相矢倉は本当にいいものだ。拮抗した中盤がたまらない。一方で、形勢に差が付くとつまらなくなる…

第2回電王戦の前を思い出す

第2回将棋電王戦くるーっ!! - merom686の日記何か夢のある時代という感じだw プロ棋士とコンピュータの対局が、これからも年に5局は行われることを強く望む。できれば50局以上やってほしい。持ち時間は短くてもいい。 第2回電王戦について、コンピュータの…

将棋電王戦に関する記者発表会2014

将棋電王戦に関する記者発表会2014 - 2014/08/29 14:00開始 - ニコニコ生放送5対5の形式は次で最後と聞いて、死のうと思った。が、しばらく様子を見る必要がありそうだ。 恐れたのは、タイトルホルダーが出てきて対局数が減ること。もちろんタイトルホルダー…

電王戦3.1 リベンジマッチ

感想は、「やはりコンピュータは疲れない」。 23時過ぎまで見て寝た。5時に起きて最後まで見た。深夜A時も少しは見たかった。起きたとき、それほど手が進んでいないのが意外だった(△12玉に長考したらしいですね)。どちらかが時間を余らせて早い終局になる…

第24回世界コンピュータ将棋選手権、決勝

ponanzaの定跡選択は変わらず。先手番で全勝。後手番で2敗した相手は、AperyとYSS。昨日、後手番のponanzaの形には右四間が有力という解説があったが、Aperyは自力で右四間にして難解な終盤を勝ち切った。昨日から、Aperyは終盤がはまると強いイメージだった…

第24回世界コンピュータ将棋選手権、二次予選

ponanza 楽しみにしていたことの一つが、ponanzaの定跡選択。後手番で角道を止めた居飛車にするのは以前もやっていたが、今回は先手番も少し変わっていた。初手は▲26歩で、△84歩なら角換わりを目指し、△34歩なら▲25歩△33角を決める(!)。▲25歩を決めると、…

第24回世界コンピュータ将棋選手権、一次予選

なのはの2敗は、優勢な局面からの時間切れと二手指し。棋力自体はかなり上がっているように見える。 ひまわりは、かなり強そうだったのに時間切れ負けが多く残念だった。 ▲ひまわり△まったりゆうちゃんひらがな対決。ひまわりが銀桂交換をさせて馬を作り、終…

第3回将棋電王戦まとめ

第2回電王戦の意味 去年は変わった将棋が多かった。また、プロ棋士が負けるたびに空気が重くなった。自分も、コンピュータ将棋に結果を出してほしいという気持ちが強くあった。 それから1年が経って、去年ほど空気が重くなることはなくなったし、自分も熱戦…

第3回将棋電王戦、第5局

ponanzaが後手で選んだ作戦は、横歩取り。▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲76歩という意表の手順に、△32金としなかったので、ponanzaは角換わりを避けているように見えた。 ponanzaが△62玉〜△72玉としている。プロの将棋では見ないような形だが、それでも屋敷九段を相…

電王戦いくつか

継ぎ盤 第4局を戦った森下九段の提案。人間のほうにだけヒューマンエラーがあるため、人間とコンピュータが戦うルールが必要。具体的には、秒読みを長くして盤駒を使って指すというもの。 個人的には、特別なルールが必要な理由がわからない。将棋というのは…

第3回将棋電王戦、第4局

開始前に、どちらが勝つかというアンケートがあった。最もコンピュータ側の勝率が高いと思われていたカードだが、森下九段が63.4%。自分も森下九段をクリックした。 僕は今回初めて人間側を応援していた。ツツカナへの絶大な信頼も理由だが、元々森下九段の…

第3回将棋電王戦、第2局と第3局、そして第4局へ

第2局は、当日午後2時くらいまで見ていた。昨日その残りを見て、第3局の午前中も見た。今日は第3局の残りとNHK杯決勝(決勝以外はテレビで見ていた)。 第3局を見ていて、タイムシフトでの観戦は終局時刻がわかってしまってよくないと気づいた。NHK杯のブロ…

電王戦リベンジマッチ

全く同じ条件での再戦。事前に本番バージョンが貸し出されている点では第3回電王戦と同じだが、開発者がそのつもりで用意していないというのが決定的に違う。1回限りの作戦だった△74歩なのに、そのままリベンジマッチに投入させるのは酷い。 楽しみにしてい…

第3回電王戦の勝敗予想

予想すると言ったので予想するが、やはり本番バージョンの貸し出しがあるので難しい。 去年の習甦は、先手から角交換するという違いがあったものの、それでも練習時と同様に桂を跳ねて、無理攻めを切らされてしまった。ただ、例えば塚田九段は貸し出された(…

第3回将棋電王戦記者発表会

対戦カードが発表された。プロ棋士の並びは前回と同じ(年齢やキャラが対応している)。コンピュータ将棋も電王トーナメントの順位通り。これによって、豊島ツツカナという、全人類の望んだカードは実現しないこととなった。ただ、どんな組み合わせでも「こ…

将棋電王トーナメント(決勝)

決勝2日目は、同じくらいの実力同士が当たるため熱戦が多く、ベスト8のソフトが2時間の持ち時間で指すのでレベルも高かった。これをあの西尾六段が解説するのだから面白いに決まっている。 ニコ生へのリンク http://live.nicovideo.jp/watch/lv149550620#40:…

将棋電王トーナメント(予選)

18チームが、持ち時間15分+10秒で、スイス式8回戦を戦う。対局数が多く、手の進みも速いため、すごい勢いで解説することになる。そんな中、解説の長岡五段が超人的な活躍を見せた。 もちろん全対局をフルに解説することはできないが、要所で流れを説明してく…

第3回電王戦、出場棋士発表

第3回将棋電王戦 出場棋士発表会 - 2013/10/07 15:00開始 - ニコニコ生放送 屋敷九段が大将であることは既に知らされていた。今日はそれ以外の4人が発表される。ニコ生で、放送が始まるまでの数分間は落ち着かナイズドスイミングだった。 菅井五段 菅井最強…

将棋電王トーナメント、出場ソフト

出場ソフト | 将棋電王トーナメント | niconico 世界コンピュータ将棋選手権の順位別記録 出場ソフト名が画像で示されているが、ソースを見ればテキストで取得できる。全部で23チーム。世界コンピュータ将棋選手権とは趣旨の異なる大会だからか、出場チーム…

タッグマッチ

http://ex.nicovideo.jp/denou/tag/result.html棋譜がKIF形式で公開されている。 ○▲佐藤△阿部● 相矢倉 後手の攻めが切れる●▲船江△三浦○ 横歩取り 「よくわからない」○▲佐藤△塚田● 横歩取り 先手が押し切る○▲佐藤△三浦● 角換わり 先手が苦しい展開を粘って逆転

第3回電王戦、存在しましたね

第3回の開催が決まった。とりあえずホッとしている。さすがに開催されない可能性は低いと思っていたが、延期されたり局数が減ったりはあると思っていた。 リンク集 将棋電王戦 HUMAN VS COMPUTER | ニコニコ動画ここが電王戦のトップ。下に挙げるリンクも、…

第23回世界コンピュータ将棋選手権、二次予選

もはや将棋の内容がわからない。何かすごいことやってるなーと思って消費時間見たら一手1秒で、「ああ、定跡でしたかw」となる。「今回の局面でだけ成立する仕掛け」みたいなのが多いように見える。コンピュータの手を見てびっくりできるだけの棋力が欲しい…

第23回世界コンピュータ将棋選手権、決勝

ツツカナの苦戦に象徴されるように、また全体のレベルが上がっている。二次予選では激指・ponanza・GPS将棋が3強というイメージだったけど、それはまあイメージであって、実際の勝敗は本当にわからない感じだった。 いろいろ 危険そうな玉で勝ち切る展開がけ…

第23回世界コンピュータ将棋選手権、一次予選

http://live.computer-shogi.org/wcsc23/ fv.binを改善したNineDayFeverと、4駒(fv.binは3駒)の位置関係を見るN4、どちらが勝つかが注目ポイントだった。一次予選の結果は、ぶっちぎりでNineDayFeverの全勝。Aperyや柿木将棋も含めて、二次予選の戦いが楽…

Bonanzaズ

Bonanza 1.2 の2秒思考に飛車落ちで勝ったので、角落ちでやってみたら負けた。こちらの矢倉対ボナの居飛穴という戦型。ボナ1.2は、自分程度の大局観でも押さえ込める感覚がある。しかし、小さな戦いが起こってしまうと、どんどんいちゃもんを付けられて受け…

コンピュータ将棋関係のTwitterアカウント

https://twitter.com/merom686/lists/shogi-com/members(追記)コンピュータ将棋クラスタのリストを作りました。 第23回世界コンピュータ将棋選手権 参加チームブログなどは↑からもリンクあり。 第23回参加チーム GPS将棋 @tkaneko @gyoshiki @taxwake pona…

第2回将棋電王戦を振り返る

第1局 ▲阿部四段△習甦 プロが簡単に勝ったように見える将棋。でも、簡単に勝つ人がいちばんすごいのだ。自分にはそのすごさがわからないけど、途中図からBonanzaと指してみると確かに勝てない。 観戦者としてはつまらなかった。また、コンピュータの序盤はま…

ペース配分

テレビで駅伝なんかを見ていると、ゴール前のかけ引きがすごい。スパートをかけるタイミングを、相手を見ながら決めている。 タイムを競うのだから、相手を見るのは本来おかしい。自分のベストタイムを出すのが、順位の意味でも最高の結果になるはずだ。だが…

第2回将棋電王戦第5局

GPS将棋が、「強えええええ!!」という感じではない。何か「運がいい」という感じ。指運がよすぎて、結果として三浦八段にいい手順がない。「運も実力のうち」という言葉の恐ろしさを見た気がする。たぶんGPS将棋は毎回運がいい(もちろん、プロ棋士に毎回…

第2回将棋電王戦第4局

毎週電王戦があって、そのたびに長いエントリを書いてるけど、正直なところ毎回途方に暮れている。書きたいことを書けば長くなるのはわかっているが、長文を構成するだけの力がない。プログラミングしてるときだって、コードの行数が長くなると、きれいなコ…